2012年3月27日火曜日

ハイドロキノンやレチノールを試してみたいのですが、 何ヶ月くらいでシミやにきび...

ハイドロキノンやレチノールを試してみたいのですが、

何ヶ月くらいでシミやにきび跡に効果を感じるものなのでしょうか?







ハイドロキノンとは、日焼け・シミの原因となるメラニン色素を抑制する効果がある、今、話題の美白剤です。口コミで、ハイドロキノンの美白効果やシミを薄くする効果が広まって、注目されているようです。あまり知られてはいませんが、戦前から戦後まで日本でも、一般的な化粧品に含まれていましたが、厚生省が、昭和32年に、ハイドロキノンの副作用で白斑ができるとして、化粧品に配合することが禁じられてしまったようです。ハイドロキノンは本来、医師(皮膚科)でしか使用できない成分だったので、皮膚科医の中には、ハイドロキノンクリームを自分で作り、美容に効果のある美白クリームとして、こっそり、自分の患者さんだけに処方して、売っていた皮膚科もあったみたいです。わざわざ、ハイドロキノンクリームを手に入れたいが為に、海外から、直接、個人輸入して使用していた人もいるほど、美白効果に期待されていたようです。ハイドロキノンは、元々、写真の現像や、染料の原料、さらに、農薬などの原料としても、使用されていました。ここになって、ようやく厚生労働省が重い腰を上げ、ハイドロキノンの化粧品への使用を認可したので、今後、一層、ハイドロキノンの美白効果への人気が高まり、さらに、一般的に普及していくでしょう。しかし、ハイドロキノンは自体は、とても、強い薬ですから、皮膚が弱い方、肌が敏感な方は、副作用で炎症を起こす場合もありますので、その場合は、直ちに、使用を中止して医師にご相談下さい。



ハイドロキノンの副作用

今話題の、ハイドロキノンの美白効果や、多くの女性の悩みの種である、シワや、シミを消し去る、驚異的な効果が口コミで広がる一方で、逆に、ハイドロキノンによる副作用が気になる方も多いのではないでしょうか?ハイドロキノンの副作用で、皮膚がかぶれたりするという事例もありますので、皮膚の赤み・刺激などがある場合は、直ちに、ハイドロキノンの使用をやめ、医師への相談をしてください。ハイドロキノンの成分は、とても安定性が良くなく、酸化によって生じるベンゾキノンは、強い刺激を与える事もあるので、ハイドロキノンの純度が低い物や、茶色に変色しているものは、絶対に使わないように気をつけましょう。逆に、長期間に渡って、高純度のハイドロキノンを使用すると、肌が白くなりすぎて、色が抜け、その箇所だけ白斑になる副作用や、色素沈着白斑ができる副作用があるということが頭に入れておきましょう。専門の皮膚科医に聞くと、ハイドロキノンの濃度が5%以上含まれている製品は、長期間に渡って使用するのは、副作用の出る危険性が極めて高いそうです。ハイドロキノン使用中は、UVケアに気をつかわないと、色素沈着を起こす事例もありますので、注意が必要です。特に皮膚の敏感な方は、高濃度のハイドロキノンが配合されていない化粧品でも、副作用を起こすこともありますので、驚異の美白効につられて、安易に使用するのはやめましょう。この様な、ハイドロキノンの副作用を知った上で、すぐに、高濃度配合の化粧品などは使用しないで、口コミなどで信頼されている専門医の意見を聞いて、処方してもらうのが安全でしょう。



ハイドロキノンの効果



トレチイノンハイドロキノンとは

アメリカで、シワや、にきびの治療で使われているトレチイノンは、ビタミンAの誘導体で、皮膚の若返りの薬として有名ですが、残念なことに、認可が下りていません。しかし、美容外科などでは、トレチノンをにきびの改善などに使用している所も、多いようです。ご存知だと思いますが、ビタミンAは、アンチエイジング対策の化粧品に、近頃多く入っている成分です。ビタミンAのほぼ100倍の効果があるといわれている、トレチノインは生理活性のそのものです。トレチノインは皮膚の下の深いところにあるメラニン色素を体外に排出する働きがあり、さらに皮膚の表皮の細胞までを活発にする効果まであるので、約2週間から4週間で、メラニン色素を排出する力が、トレチノインにはあります。トレチノインは、コラーゲンや、ヒアルロン酸などの分泌を高め、肌のハリ、小じわなどを解消し、みずみずしく美しい肌を作り出してくれます。さらに、ハイドロキノンと組み合わせて使用することによって、メラニン色素の少ない、きれいな肌になるでしょう。

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